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イベント相馬野馬追:相馬小高神社で開催された野馬懸

2024.06.03


●勇壮な戦国絵巻を繰り広げる国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は最終日の5月27日、南相馬市小高区の「相馬小高神社」で神事『野馬懸』が行われた。
猛暑の影響を考慮し、今年から2ヶ月前倒しとなった野馬追は、盛況のまま全ての行事を終えた。(福島民友新聞5月28日より)
●相馬野馬追の神髄である『野馬懸』は「上げ野馬の神事」ともいわれ、相馬小高神社境内に設けた竹矢来の中に騎馬が裸馬を追い込み、白装束に身を固めた「御小人(おこびと)」が素手で荒駒を捕らえて、神前に奉納する古式に則った行事です。相馬藩始祖とされる平将門により始められた野馬追を、古来の姿で受け継ぎ、絵馬ではなく本当の生き馬を神に捧げる古い慣習を昔ながらに残しています。(おだか野馬追行事ポスターより)
●昨年11月に完成した社務所(小高神社本殿向かって左側)は、東日本大震災の影響と老朽化のため、かつての絵馬殿跡地に建替えられ、設計監理は弊社が担当しました。今後本殿東側に、神輿殿・絵馬殿、参集殿を整備していく計画になっています。

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